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長野県小諸「懐古園」の島崎藤村の歌碑に感動!!

2009.5.22 

Hoka 長野県小諸懐古園内にある島崎藤村の歌碑に感動したので紹介。          

長野県で見る藤村歌碑と彼が見た景色を見て、私が学校で、習った島崎藤村のイメージと全く違って、驚きだった。

「小諸なる古城のほとり」 落梅集より-
            島崎藤村

小諸なる古城のほとり(※1)
雲白く遊子悲しむ
緑なす繁縷は萠えず
若草も籍くによしなし
しろがねの衾の岡辺
日に溶けて淡雪流る

あたゝかき光はあれど
野に満つる香も知らず
浅くのみ春は霞みて
麦の色わずかに青し
旅人の群はいくつか
畠中の道を急ぎぬ

暮行けば浅間も見えず
歌哀し佐久の草笛(歌哀し)
千曲川いざよう波の
岸近き宿(※2)にのぼりつ
濁り酒濁れる飲みて
草枕しばし慰む

※1小諸なる古城とは、今の「懐古園」のこと。城の水の手展望台に立つと、城下を流れる千曲川が見渡せる。この城趾にこの歌の歌碑が建っている

※2岸近き宿とは、小諸城趾懐古園の下にある中棚荘のこと。藤村の小諸時代は、鉱泉であったが、その後発掘に成功して38度の弱アルカリ性単純泉を少し暖めて使っている。木製の内湯には、季節にリンゴを浮かべるなどの客をもてなす工夫がある。

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